夏といえば、浴衣。そして、浴衣をもっと気軽に楽しみたくて、私は今回「兵児帯(へこおび)」を購入してみました。
柔らかくて、軽くて、ふんわりと結べる兵児帯。「大人でも似合う?」「子どもっぽくならない?」そんな不安も少しあったけれど、実際に使ってみたら予想以上に大満足。
今回は、兵児帯を使った基本の結び方をご紹介します。
※本ページはプロモーションが含まれています。
兵児帯ってどんな帯?
兵児帯とは、もともと男性や子どもが使っていた帯で、芯のない柔らかな帯のこと。
ふわっと軽い素材で作られているので、結んでも苦しくなく、長時間着ていても疲れにくいのが特徴です。

最近は女性向けの兵児帯が進化!昔はレースの兵児帯として通常の帯に重ねるような”薄手”のものが多かったけど、最近は一枚でシンプルでも結べるものが登場。色も豊富で大人浴衣向けのものも多くなりました。半幅帯のようにきっちり結ぶのではなく、結び目をくしゅっとラフに仕上げるだけで、こなれた印象になります。
今回使った兵児帯
今回私が選んだ色は、どんな浴衣にも合わせやすい白とマスタード。くすみ系のベージュやグレーもいいなと思ったのですが、とりあえず浴衣の色を選びにくいものがいいかなと思いました。

びっくりしたのは、1,500円以下の価格にして、このしっかりとした厚み!1枚だとボリュームが出なくてリボンが下がってしまうかなと思ったのですが、これなら1枚でしっかりと結べそう。色も写真通りでした。
抹茶色やベージュもいいなと思ったのですが、とりあえず2本にしてみました。
基本の結び方(動画あり)&結ぶ時のポイント解説
白の方を使って動画を作ってみました!だいたい1分くらいでわかるくらい簡単です。ポイントを解説していきますね。
動画を見るのが一番だと思うので、ちょっとした解説を加えていきますね。
00:09 ①巻き始め

兵児帯は帯板があった方が、着姿が綺麗になりますので、その状態でスタートしています。 また、この時に腕2本分の長さをとって始めているのは、最後リボンの長さがだいたい同じ長さになるくらいに調整したいからです。だいたいでOKです。
ちなみに私はこちらのタイプの帯板を使っています。一年中、着物の時もこちらです。柔らかくて好きですね。
00:18 ②帯を締めるポイント

巻いた方(たれ)は横に引くのがポイントです。締めやすいです。
00:33 ③結び目を解けないようにする工夫

結んだ目と反対側にリボンを作ることで、結び目がぎゅっと固定されます。
00:58 ④リボンの長さはどのくらいがいいのか?

好みだと思いますが、お尻を隠したい人はちょっと大きめの方がいいかなと思います。 お尻に対してリボンが小さすぎるとお尻の大きさが強調されます。 また、リボンが下がりすぎると足が短く見える。 なので、リボンは身幅よりやや広いくらい、帯の下線よりは上に留めるのが目安だと思います。
左右対称にならなくても可愛くまとまるのが兵児帯の良さです!
また、リボンは広げるとふんわりしますし、そのままでも緩急がついていいかと思いますのでお好みで試してみてくださいね!
結んでみて感じたこと
兵児帯いいじゃん!の一言でした。私は着物も着られるし、着物歴20年だし、なんて変なプライドありましたが、めっちゃ簡単なんですもの。歩いていても窮屈な感じもないですし、背もたれに寄りかかっても形が崩れにくい。

元々しわしわしている帯なので、シワも折り目も気になりません。不器用な人でも安心して楽しめると思います。
改めまして、今回使用した兵児帯はこちらです!ぜひ一緒に楽しみましょう!
おわりに・・・
浴衣を着る日は、着付けだけでもちょっと緊張しますよね。
でも、兵児帯なら「ちょっと結び方に自信がない…」という方でも、気負わずに楽しめます。
今年の夏は、ふわっと軽やかな兵児帯で、浴衣コーデをもっと自由に楽しんでみてはいかがでしょうか?









コメントを残す