着物や浴衣で来館すると入場料が無料!丸紅ギャラリー「友禅染の神髄」展と皇居周辺お散歩コース

着物や浴衣で出かけると、少し特別な気分になりますよね。
今回ご紹介するのは、皇居のすぐ近くにある丸紅ギャラリー
こちらでは、着物や浴衣で来館すると入場料が無料になる特典があります(※最新の情報は公式サイトでご確認ください)。

せっかくなら、着物姿で訪れてみたい!と思わせてくれる企画展でしたので、レポートしてみます。

  1. 着物や浴衣で入場無料という特典
  2. 企画展紹介「華麗にして繊細 友禅染の神髄 ―丸紅コレクションの友禅染―」
  3. 鑑賞後の楽しみ:1階タリーズで余韻に浸る
  4. 皇居周辺のお散歩コース
    1. ①皇居東御苑
    2. ②靖国神社
    3. ③東京国立近代美術館
  5. まとめ

着物や浴衣で入場無料という特典

丸紅ギャラリーには、着物や浴衣で訪れると入場料が無料になる特典があります(※最新の情報は公式サイトでご確認ください)。着物好きにとって嬉しい企画で、気軽に伝統文化に触れられるのが魅力です。

丸紅ギャラリー公式サイト
https://www.marubeni.com/gallery/

竹橋駅から徒歩2分とアクセスも良好!入館料は通常500円(着物・浴衣など、和装でのご来館は無料)。適度なサイズ感で気軽に入館することができます。


企画展紹介「華麗にして繊細 友禅染の神髄 ―丸紅コレクションの友禅染―」

今回訪れた企画展は、「華麗にして繊細 友禅染の神髄 ―丸紅コレクションの友禅染―」

  • 17世紀の江戸時代から現代までの友禅染の変遷をたどれる
  • 着物の模様や色彩の変化から、当時の時代背景を感じられる
  • 会場は大きくありませんが、一点一点に丁寧な解説が添えられていて、じっくり読むと学びが深まる

とても落ち着いた雰囲気で、展示数も程よく、初心者でも楽しみやすい内容でした。江戸時代の初期は帯が細く、おはしょりがありませんが、中期を過ぎてくると帯の位置が変わって柄つけの位置が変わって・・・なんて当時の着物というファッションの変遷を見て取れます。

着物の保存状態もよく、染めも刺繍も綺麗に残っているものばかりで、着物の素敵なところがぎゅっと詰まった展示でした。

今NHKの大河ドラマで『べらぼう』が放送中なので、「これは蔦重の時代だね」なんて言いながら着物を楽しみましたよ。

写真撮影はエントランスのみ。こちらは加賀の婚礼の風習で作られた「花嫁のれん」の前にて。数種類の色が展示されていて、好きな色柄の前で撮影できます。私はオレンジをチョイスしました。

華麗にして繊細 友禅染の神髄 ―丸紅コレクションの友禅染―
会期:2025年8月5日(火)~9月25日(木)
(前期)8月5日(火)~8月27日(水)
(後期)9月1日(月)~9月25日(木)


鑑賞後の楽しみ:1階タリーズで余韻に浸る

展示を見終えた後は、1階にあるタリーズコーヒーでひと休みするのがおすすめ。ちなみに丸紅ギャラリーを訪れた人はチケットを見せるとサイズアップが無料!私は着物だったのでチケットを持っていませんでしたが、店員さんから教えていただきました。

大きな窓から皇居の緑を眺めながら、展示の余韻にひたる時間は格別です。友禅染の鮮やかな色彩を思い出しつつ、ゆったりとしたひとときを過ごせます。


皇居周辺のお散歩コース

丸紅ギャラリーは皇居のすぐ近く。展示だけで帰るのはもったいないので、周辺を散策するのもおすすめです。

皇居東御苑

無料で入れる庭園で、四季折々の自然を楽しめます。広々とした芝生や石垣、江戸城本丸の名残も見どころ。意外と知られていない都内の大庭園です。丸紅ギャラリーの目の前の平川門から入ることができます。休園日は事前にチェックしてくださいね。

皇居東御苑公式サイト
https://www.kunaicho.go.jp/event/higashigyoen/higashigyoen.html

靖国神社

歩いて20分ほどの距離で、外堀を散歩してもよし、北の丸から日本武道館の脇を抜けるルートもあるので、あっという間に到着します。電車だと1つ隣の九段下が最寄駅です。

マニアックなのですが、個人的には靖国神社の「大燈籠」を見ていただきたいです。高さ13mの日本最大級の花崗岩製の燈籠は、社殿に向かって、左に陸軍、右に海軍の日清戦争から満州事変までの戦闘場面が描かれています。

これがものすごく立体的に描かれていて、六面に渡って迫力があるのです。あまり感心してはいけない事実がまとめられた作品ですが、とても繊細で見応えがあります。着物の細かい仕事を見るのが好きな方におすすめです。

靖国神社公式サイト
https://www.yasukuni.or.jp/

東京国立近代美術館

アート好きならぜひ立ち寄りたいスポット。19世紀末から今日までの美術品を収集しています。丸紅ギャラリーで日本の和の美しさに触れてからその続きの時代を楽しむことができます。日本の近現代美術を体系的に見られる美術館で、展示替えも楽しみ。

東京国立近代美術館公式サイト
https://www.momat.go.jp/

この三つを組み合わせれば、アート+自然+歴史を一日で満喫できるコースになります。


まとめ

  • 着物や浴衣で来館すると入場料が無料になる特典あり(※最新情報は公式サイトを確認)
  • コンパクトながら見どころ満載の企画展で、友禅染の歴史をじっくり学べる
  • 鑑賞後はタリーズで休憩、さらに皇居東御苑や靖国神社、近代美術館を巡れば大満足の1日コース

着物や浴衣でのお出かけ先としてもぴったり。
週末のお散歩や友人とのお出かけに、ぜひ組み合わせてみてくださいね。

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shimakoです

最近40歳になりました。仕事も大好き、プライベートも大切に。呉服屋、広告代理店、着物イベント業等を経て現在フリーランスと会社経営の二足のわらじで活動中。Youtube動画編集・企画、人材募集・採用関係のライターを個人で、会社では業務効率化の提案やバックオフィスの代行業などをしています。趣味は、着物、キャンプ、サウナ、お弁当作り、お散歩朝活など。最近はランニングと合気道を始めました。ズボラで飽き性な性格ですが、ちょっとだけ丁寧な生活を取り入れています。