【2025年版】30代・40代女性に似合う浴衣5選|大人が着て“ちょうどいい”浴衣5選

今年こそは浴衣を着て出かけたい!でも久しぶりに浴衣を着ようと思って引っ張り出しても、昔の柄が似合わない気がする・・・。子どもっぽく見えず、華やかに見せたい、そんな30代・40代女性に向けて2025年おすすめのちょうどいい浴衣をご紹介します!

  1. 大人女性の浴衣選び、どこがポイント?
    1. 子どもっぽくならない「色柄」選び
    2. セパレート浴衣、ワンピース浴衣はOK?
    3. 意外と差が出る「帯の色・素材」
  2. 2025年最新|30代・40代女性におすすめの浴衣5選
    1. ①モダン×クラシック|グレー・黒系×麻の葉模様の変わり織浴衣
    2. ②ワンピース型で楽ちん&上品|セパレート浴衣
    3. ③ 上質感ある綿麻素材|生形地の大ぶりな花柄に兵児帯で今っぽく
    4. ④ 浴衣、帯、下駄の3点セット|わがまま30代・40代は時短&コスパ
      1. ▼渋め色×伝統柄の浴衣・帯・下駄セット▼
      2. ▼くすみカラー×変わり織×個性派柄の浴衣・帯・下駄セット▼
      3. ▼グレージュ×蝶×絞り調の涼しげ浴衣・帯・下駄セット▼
    5. ⑤ 地味に見えない紺・藍|大人の色気を出せる柄
      1. ▼天然の藍で絵付けした藍捺染の浴衣▼
      2. ▼浴衣といえば「竹仙」の型染め、紅梅小紋▼
  3. 浴衣コーデに+α!小物&アクセで差をつける
    1. 巾着・かごバック
      1. 花火大会など野外イベントに行くなら、ペットボトルも入るカゴバック
      2. 風呂敷を簡単にバッグにできる!浴衣に合わせてアレンジは自由自在
    2. 扇子
    3. 下駄
    4. 帯留め
  4. 実際に着てみた!40歳が浴衣を着たリアルな感想
  5. まとめ|「ちょうどいい浴衣」で、今年の夏を楽しもう

子どもっぽくならない「色柄」選び

大人の浴衣選びで重要なのは色と柄のバランス。派手すぎる原色系の地色と柄の組み合わせは子どもっぽくなりがちです。少し落ち着いた和の色や、伝統柄を選ぶと良いでしょう。

とはいえ、全身落ち着いた色にすると華やかさも無くなってしまいます。原色系の地色でも、柄は白などの単色で描かれているものは子供っぽさを感じさせません。また、浴衣は落ち着いた色であるなら、帯や小物で華やかさをプラスするのも大人浴衣上級者なコーディネートになります。

セパレート浴衣、ワンピース浴衣はOK?

最近人気なのがセパレートタイプの浴衣。着付けの手間が省けるので、とっても簡単に着ることができます。中には洋服のようにワンピースとしても着られて、浴衣にしたいときに上に重ねることで浴衣になるものもあります。モダンな柄に上質な和の色の帯の大人ワンピース浴衣を見つけてくださいね!


意外と差が出る「帯の色・素材」

浴衣と同じくらい大事なのが帯選びです。むしろ浴衣は安っぽくても帯次第で一気に上質な印象になります。光沢感のある素材よりも、麻や綿素材、織りで柄が描かれているものなどマットな質感な帯は落ち着いて見えます。帯だけ差し色にして遊ぶことで、地味になりすぎず、程よく華やかさをプラスできます。特に麻の生地で、落ち着いた色味のリバーシブルやグラデーション帯はどんな浴衣にも合わせやすく、応用が効きますね。


①モダン×クラシック|グレー・黒系×麻の葉模様の変わり織浴衣

古典柄の代表「麻の葉」柄の浴衣は、飽きが来なくてずっと切られる一枚。清潔感と品のある印象で、花火大会にも夏のイベントにもおすすめです。シンプルながら目を惹くデザインなので、好きな帯や小物の色は好みでOKです。

また、生地の選び方ですが、ワンランク上の「変わり織」を選びましょう。生地がしっかり高級感があるのと、凹凸があるので、肌にまとわりつかず、涼しいです。

帯や小物は好きな色を合わせて、伝統の中に自分らしさをプラスしてください。

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②ワンピース型で楽ちん&上品|セパレート浴衣

上下が分かれているから、着るのが簡単。初心者には最適です。着物っぽく見えるのに、実はワンピースで、しかもリラックスしたいにはワンピースになる。職場から浴衣でイベントに向かうとき、旅先で着たいときには荷物も最小限に抑えられるのもいいですね。

色柄も豊富に、最近は大人っぽい色柄も増えてきて、今進化が止まらないワンピース浴衣です!

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③ 上質感ある綿麻素材|生形地の大ぶりな花柄に兵児帯で今っぽく

素材にこだわり、涼しく着たい!そんな方には通気性抜群、高見え効果バツグンの綿麻浴衣。生成りを生かした大振りな柄物浴衣は、美しく、凛としてかっこいいです。

さらに今っぽさをプラスしたいなら兵児帯がおすすめ。渋めの色も増えてきて、大人でも安心して結ぶことができます。古典柄の浴衣だからこそ、帯は現代的にするとおしゃれ度がアップします。

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④ 浴衣、帯、下駄の3点セット|わがまま30代・40代は時短&コスパ

浴衣あるあるですが、出かける直前で気がついた・・・下駄がない。最近はサンダルを浴衣に合わせる方も多いですが、やはり下駄には敵いません。あとで選べばいいやと後回しにしていて、一気に当日になってしまった、なんてことのないように、はじめから揃えておきましょう!系統別にセットをご紹介します。

▼渋め色×伝統柄の浴衣・帯・下駄セット▼

こちらは白、紺、くすみカラーをベースに古典的な柄を集めたショップです。年齢を重ねても着続けることができるデザインが特徴です。帯、下駄の色は固定です。


▼くすみカラー×変わり織×個性派柄の浴衣・帯・下駄セット▼

くすみカラーの地色にカラフルな色がアクセントになっている大人浴衣。金魚や百合といった和を感じさせる柄や、レモンといったモダンな柄もとっても可愛い浴衣が揃っています。帯の色はどのセットも落ち着いているので、少し華やかで個性的な浴衣でもすっきりとしたコーディネートが楽しめます。


▼グレージュ×蝶×絞り調の涼しげ浴衣・帯・下駄セット▼

着物上級者に昔から人気があるのは蝶や金魚などの生き物の柄だと思います。このセットは洋服でも人気のグレージュの生地に絞りっぽく染められた蝶柄の浴衣。浴衣の柄や下駄は辛子色でアクセントをつけています。兵児帯のふんわり感がこの浴衣との相性抜群です。こちらのお店はどれも古典の色柄にアクセントカラーが添えられていておすすめ!


⑤ 地味に見えない紺・藍|大人の色気を出せる柄

紺・藍の浴衣は着こなしたら右に出るものなしだと思います。正直にいうと、結構難しい色味だとも思います。白と紺の組み合わせは、旅館の浴衣みたいに見えてしまうこともあるからです。なのでここで買ったらまちがいない、というものを厳選しました。

▼天然の藍で絵付けした藍捺染の浴衣▼

ただの藍色、と天然の藍は別物。青色は色やけしやすいですが、天然の藍は日光に強いと言われて今ます。プロが見ても、知らない人が見ても「綺麗ですね」と声をかけたくなる、一生着られる浴衣です。帯の色選びは今風なら、グレーや白、水色がワントーンっぽくコーディネートできます。辛子色など反対色に合わせると、古典的で華やかに仕上がります。


▼浴衣といえば「竹仙」の型染め、紅梅小紋▼

「紅梅」とは浴衣の生地が格子柄に織られた綿の生地のこと。竹仙さんは日本の浴衣の代名詞といってもいい、着物好きが誰しも憧れる浴衣です。しかもこちらのサイトは自分サイズにあつらえる事もできます(表示価格に仕立て代金込み)。身長、体型、ヒップサイズ、襟の種類(一般的にはバチ衿を選択してください)などを入れると自分の寸法で浴衣が出来上がります。自分サイズだと、着付けが楽、着ていても楽です。これからも末長く愛する浴衣が欲しい方はぜひ。


浴衣をもっと楽しむなら、小物使いが鍵です。ワンランク上の、周りと差をつける小物をご紹介していきます。

巾着・かごバック

花火大会など野外イベントに行くなら、ペットボトルも入るカゴバック

バックに何を入れるのか、考えてから購入しましょう。私の場合は財布は小さく薄いもので最低限にして、財布とスマホは帯の中。手拭いやハンドタオルは袖の中に入れます。花火大会など野外のイベントの場合にはペットボトルなどが入るサイズがおすすめです。


風呂敷を簡単にバッグにできる!浴衣に合わせてアレンジは自由自在

風呂敷など四角いサイズの布があれば、なんでもバックにできる便利グッズ。風呂敷次第でサイズも変えることができます。浴衣を複数枚もっていて、色々楽しみたい方はぜひ一つお手元にあると応用が効きます。


扇子

とにかく昨今の夏は暑いです。手持ちのサーキュレーターも便利ですが、大人の浴衣には風情が欠けて、見た目がマイナスになることも。扇子なら使わないときは帯の間に挟むことができますし、保管場所も迷いません。

下駄

鼻緒は太いもののほうが痛くなりにくいと言われています。色のチョイスの方法は、帯の色や浴衣のアクセントカラーから一色取ると良いです。グラデーションやボカシ染、白と色物のツートーンカラーは合わせやすくておすすめです。

ですが、歩いてみないとわからないのが下駄と自分の足との相性。久しぶりに履く際には必ず絆創膏、心配な方はレースの足袋などを持参してくださいね!

どんな浴衣にも合わせやすい、大人下駄をピックアップしてみました。


帯留め

今や定番ですね。帯留のあるなしでおしゃれ度が全然違います。もはや帯留なしに浴衣のコーデは考えられません。迷ったら、シンプルな三分紐と帯留のセットが良いと思います。浴衣の柄から1色取って選ぶと失敗しません。大きな帯留も個性的ですが、小さめの帯留は上品な印象でまとめられておすすめです。


元着物屋なので、結構な浴衣の枚数を持っています。昔購入した浴衣は、結構当時の流行りに左右されて購入していたり、若さゆえみたいな色柄が多かったです。この歳になってくると、自分らしいもの、自分に合ったものを選ぶことで、周りと比べずに着こなせている気がします。

着物の形は流行りや廃りがないからこそ、色や柄、生地に愛着を持てれば、長く愛用することができます。ぜひそんな一枚に出会っていただければと思います!

落ち着いた色柄や着こなしを選べば、大人の女性にこそ似合う装いになります。

今年の夏は、自分らしい浴衣で季節を楽しんでみませんか?

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shimakoです

最近40歳になりました。仕事も大好き、プライベートも大切に。呉服屋、広告代理店、着物イベント業等を経て現在フリーランスと会社経営の二足のわらじで活動中。Youtube動画編集・企画、人材募集・採用関係のライターを個人で、会社では業務効率化の提案やバックオフィスの代行業などをしています。趣味は、着物、キャンプ、サウナ、お弁当作り、お散歩朝活など。最近はランニングと合気道を始めました。ズボラで飽き性な性格ですが、ちょっとだけ丁寧な生活を取り入れています。