こんにちは!私は身長150cmの低身長・小柄女子です。既製品の浴衣を購入したけれど、なんだかうまくきれない、綺麗に着れない、そんな経験はありませんでしたか?実は既製品の浴衣はフリーサイズと書かれていても、160cm〜165cmくらいの身長の方を想定して作られています。なので、着付け動画を見てきてみても、なかなか上手に切れません。そんな方に、浴衣の選び方・綺麗に着付けをするコツをまとめてみました!
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浴衣の選び方|ぴったりサイズを選ぶには?
ネットや店舗で購入する場合
155cm以下の低身長さんが、ネットや店舗で既製品を購入するのであればSサイズを選ぶのがオススメです。Sサイズは身丈155cmで販売されているものが多く、着付けの際に面倒な調整が必要ない場合が多いからです。
▼ネットショップSサイズを展開しているお店はこちらでもご紹介しています!▼
メルカリや古着屋で購入するのもオススメ
伝統的な浴衣をお得に購入したい、古着に抵抗がない低身長さんにはオススメ。昔の人は小柄な人が多いので、小さいサイズがたくさん。でもネットで小さいサイズはなかなか売れないので、いいものが余っています。
しかも、昔の浴衣は生地もしっかりしていて、さらに仕立てたもののは襟が分厚く、着付けがキマリます。これは既製品では味わえないものです。
サイズの選び方は、
・身丈→自分の身長と同じくらいがジャストサイズ。
※少し身幅が大きめの人は+5cmくらいがいいかもしれません。
・裄丈→150くらいだと、62~65cmくらいが一般的だと思います。
※個人差があります。浴衣は短いくらいがちょうど良い。
・袖丈→49cm。
※基本的に身長が低くても袖丈は変わりませんが、中古だと、身長に合わせて少し短くしている場合もあります。
▼サイズの見方をまとめたので、参考にしてみてね!▼

実店舗で探そうと思うと、ブックオフは良いですよ。一度足を運んで出会える確率は低いですが、近くを通るたびに見てみると掘り出し物がたくさんあります。ただ着物類は大きな店舗などで集中して販売しているようなので、必ず取り扱いがあるのかチェックしてから行ってください。
また、メルカリで「浴衣 レディース」と検索しても、色々な種類が出てきて、好みを絞りづらいですよね。これは後日、記事を書いてみようかと思います。
低身長・小柄さんの浴衣の柄の選び方
「身長の低い人は大柄の浴衣は選ばない方がいい」は本当?
小柄の人は大ぶりな柄は避けた方がいい、なんてよく書いてあるのですが、私は「大きなとび柄を避けた方が良い」が正解なのではないかと思っています。

イラストにしてみたのですが、いかがでしょうか?大柄は大胆で大変素敵ですが、余白が多いと小柄の方の場合、柄がたくさん出ないので、なんだかアンバランスな印象になりがちなのです。むしろ小柄で飛び柄になると、無地っぽい印象なので気にならなくなります。
なので、人によっては「身長が低い人は大柄は避けた方がいい」という人が少なからずいます。でも、大柄の浴衣って、最近増えてきたし、大胆で可愛い柄が多いので、ぜひ低身長の方も着たい方が多いのではないでしょうか?
白地・無地・余白が少ない浴衣を選ぶ
余白が大きく空いている浴衣(大きな柄で飛び柄のものなど)は、小柄な人には柄が綺麗に出にくいことがあります。大きな柄であっても、余白を埋めるように柄がつながっているものであれば小柄さんでもバランスよく着ることができますよ。

低身長・小柄さんの着付けのコツ
帯の結び方で後ろ姿激変!脚長効果を狙いましょう!
バランスの良いシルエットを作るためには、低身長・小柄さんは足を長く見せることが重要です。なので、目線を上に持っていく工夫をすると、脚長効果が出ます。

(写真が同じように撮影できなくてすみません・・・)
片流しなど、帯が下に下がってリボンが揺れる帯結びはとっても可愛いのですが、どうしても目線が下がるので、低身長の場合バランスがとりにくいです。
でも、基本的には自分が可愛い!結びたい!と思う帯結びが一番浴衣を着ていて自信を持てるはずなので、自分の気持ちを尊重して帯を楽しんでくださいね。
帯の種類は関係ある?
身長が小さくても、帯は関係ないです!あえて言うなら、「長尺」と書かれた帯はアレンジは効きますが、細い人だとかなり余るので、自分で結び慣れていないと大変になる可能性はありそうです。
帯の位置を高くキープするコツ
足を長く見せるには、帯の位置を高くキープするのがポイントです。胸のすぐ下、下胸に被るかな?くらいのイメージでもいいかと。2cmとかでも結構違うと思います。帯の位置を高く、綺麗に着付けをするコツを挙げます。

①ブラジャーはつけず、胸は潰す!
ブラジャーはつけない、またはブラトップなどの凹凸が出ないものにしましょう。一番良いのは和装用のブラジャーです。胸が大きな方は必ず和装ブラジャーや晒しを巻くなど胸を潰すのがおすすめです。
”胸が出っ張る=帯が上にあがらない”ということです。着物や浴衣を綺麗に着ている人は、この補正を大事にしている人が多いと思います。まずは胸の出っ張りをなくして、帯を高く結べる土台を作りましょう。
※胸元がキレイに決まる、おすすめの和装下着をレビューした記事はこちら
②お腹に補正をする
お腹に補正をする目的は、①の延長線で考えて欲しいですが、胸との凹凸をなくすこと、また腰との凹凸をなくすことにあります。とにかく寸胴体型を作ることが、自由に帯の位置を決めるためのコツです。
私はフェイスタオルを2枚用意して、1枚は胴回りに回して、もう一枚は屏風だたみにして腰に当てます。なので、腰紐は一本余分に用意。こんな感じでつけています。フェイスタオルは、分厚すぎない、長すぎない、ごく一般的なものがちょうど良いと思います。



腰に当てているのは、背中に結んだリボンなどの結びが下がってきたり、おはしょりがぐちゃぐちゃになるのを防ぐためもあります。タオルは暑いのでは?と思うかもしれませんが、ひもも食い込んで来ないですし、着崩れにくいので、結果涼しく過ごせますよ。
③帯板を使う
帯板がない方は、厚紙を切って入れてもいいです。帯板を使うと、帯の位置が固定しやすくなります。さらに皺が寄りにくく、帯をギュッと閉めても、ある程度余裕を持たせてくれるので快適です。最近は兵児帯が流行っていますが、兵児帯は帯の幅が固定されないので、時間が経つと、下がってきたり、紐のように幅が狭くなったり。帯板はきちんと幅をキープする役目も担ってくれます。薄い帯ほど帯板を使われることをお勧めします。
私は1年中通気性の良いヘチマの帯板を使っています。帯板はベルトが付いているタイプの方が着付けが楽です。ポケットも付いているので、鍵やスマホを収納できるので便利です。
ちょっと価格を落として安価に済ませたい方にはメッシュタイプのものもあります。こちらもベルト付きなので便利。
Sサイズ展開があるおすすめショップ4選
Sサイズを揃えているお店を探してみました!さらに、大人女性にもぴったりの色柄があるお店に厳選してみました。全ての種類でSサイズがあるわけではないので、必ず事前に確認してからお買い物してみてください!
▼実際に購入したSサイズの既製品浴衣のレビューはこちら▼
Utatane
SNSで絶大な支持を得ているスタッフの意見を追求して出来上がった渾身の浴衣が揃っています。オリジナルの商品も多いので、周りと被る心配なし!こだわり抜いた、大人女子にぴったりな浴衣が勢揃いです。お勧め3点をピックアップ!
SOUBIEN|創美苑
浴衣も着物、小物も豊富に取り扱っている創美苑さん。流行を取り入れながら、伝統的な型をあしらった浴衣が豊富です。私も着付けの小物、帯締、帯留、ちょこちょこ買い物させていただいております。痒いところに手が届く、かわいいデザインが魅力です。
▶︎AmazonでSOUBIENのSサイズ浴衣をチェックする
Non0c
昭和レトロな浴衣が揃うNonocさん。菊、牡丹、紫陽花、百合などの日本に慣れ親しんだ柄と色のバランスがとてもシンプルで素敵なものばかりです。
Macle
30代、40代の女性へ向けた、本格的なコーディネートを提案する着物ブランド・Macle。うちわの柄など、綺麗だけじゃない、かっこいい柄も揃えています。
優しい女性らしい柄も充実。今年注目のくすみカラーの浴衣もたくさん揃っていますよ!
以上、低身長・小柄さんの浴衣の選び方&着付けのコツをお伝えしました!









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